【うずしお高校浄瑠璃部】(205) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第六章 潮流(八)

 圭介はなんだか夢のなかを歩いているような気分だった。病院の受付でやり取りをしてくれた静香先生も、そのすぐ後ろに立っていたもみじも、集中治療室に向かって三 ・・・

【残り 789文字、写真 1 枚】



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