【うずしお高校浄瑠璃部】(144) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第四章 新人舞台(三十五)

 圭介は悩んだ。

 みんなによけいな気遣いをさせないよう、潔く負けを認めて安川に足遣いの座を譲るべきか。あるいは先輩に命じられた通り、同学 ・・・

【残り 741文字、写真 1 枚】



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