【うずしお高校浄瑠璃部】(130) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第四章 新人舞台(二十一)

 こんなにも広大な海を見るのは生まれて初めてだと圭介は思った。うずしおラインは高い断崖の上を通る。太平洋の無限の煌(きら)めきを今、圭介はただ一人で ・・・

【残り 797文字、写真 1 枚】



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