【うずしお高校浄瑠璃部】(71) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第二章 高校一年生(四十一)

 居酒屋「すみれ」の戸締まりをしたあと、圭介は祖母と二人、家までの暗い道を並んで歩いた。化粧を落としていない祖母の顔はすみれ姐さんのままだったが ・・・

【残り 785文字、写真 1 枚】



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