【うずしお高校浄瑠璃部】(47) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第二章 高校一年生(十七)

 圭介と臼井は福良港の船着き場まで一緒に歩いた。道に立ち止まって二人で話しこんだあとだったから、通学路のどこを目で探してもさつきの姿はなかった。それが ・・・

【残り 806文字、写真 1 枚】



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