2024年1月7日 05:00 | 有料記事

青森山田戦でイレブンに声援を送る市立船橋の生徒=6日、東京・国立競技場

応援を盛り上げる市立船橋ダンス部の生徒ら
「よくやった」「ありがとう」-。東京・国立競技場で6日行われた全国高校サッカー選手権準決勝で、青森山田(青森)と対戦した市立船橋。ユニホームカラーのブルーのジャンパーを羽織った同校吹奏楽部の生徒や保護者らが間近に選手たちの戦いぶりを見守った。PK戦の末に惜しくも敗れたが、12大会ぶりに聖地で躍動した“市船イレブン”の姿に、スタンドは大きな感動に包まれた。
両校複数回の優勝経験がある名門対決。国立競技場には多くのサッカーファンが訪れた。市立船橋の吹奏楽部は71人で応援。斉藤梨美部長(17)は「国立で演奏できてうれしい。選手のプレーの力になる音楽を奏でたい」と語った。
0-1の後半、同部は2017年にがんのため20歳で早世したOB、浅野大義さんが母校に残した応援曲「市船ソウル」を演奏。ダン ・・・
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