自殺願望投稿にメッセージ ほう助疑いで逮捕の男、SNSで

送検のため、山形署を出る岸波弘樹容疑者(左)=4日午前

 山形県の10代女性が連れ去られ遺体で見つかった事件で、自殺ほう助容疑で再逮捕された福島市の無職岸波弘樹容疑者(36)が、交流サイト(SNS)で女性が自殺願望を記した投稿にメッセージを送っていたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。別の10〜20代の男女4人に対する自殺ほう助などの罪で起訴されており、山形県警は同様の手口を繰り返したとみて調べている。同日、容疑者を送検した。

 容疑者は昨年9月、同県上山市の空き家敷地内で、女性が練炭で自殺するのを手伝った疑いが持たれている。捜査関係者によると、女性の投稿を見てSNSのメッセージ機能などを使ってやりとりし、誘い出したとみられる。


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