2025年5月29日 18:15 | 無料公開

記者会見を終え、引き揚げる中国外務省の毛寧報道局長=29日、北京(共同)
【北京共同】中国が沖縄県・与那国島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内に設置したブイがなくなったとの日本側の発表について、中国外務省の毛寧報道局長は29日の記者会見で「中国の関係機関がブイのメンテナンスを実施している」と説明した。ブイを移動させたかどうかは確認しなかった。
毛氏は「中国が管轄海域に気象観測用のブイを設置したのは中国の国内法と国際法に合致している」と述べ、正当性を主張した。台湾近くに位置する与那国島南方で昨年12月、ブイの設置が確認された。