2025年5月29日 12:50 | 無料公開
東京都江戸川区の新築住宅の工事現場で複数回爆発が起き、付近の住人ら10人が軽傷を負った事故で、地中から見つかったガスボンベに「1964年11月」を示す刻印があったことが29日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、初回検査に合格した時期だと判明。現場は約40年間駐車場として使われており、警視庁は地中に埋まっていた経緯を調べている。
事故は27日午前9時半ごろ発生。この日が工事初日で、計51本のくいを打ち込む予定だった。工事を始めて約40分後、10本目を打ち込む際に地中約50センチの深さにあったボンベが破損。金属の溶接に使う「アセチレンガス」が漏れ、爆発したとみられる。