「ぐりとぐら」作者に別れ 姉妹の遺影に献花

「ぐりとぐら」の作者、中川李枝子さんと山脇百合子さんのお別れの会で祭壇前に展示された絵本=16日午後、東京都千代田区

 野ねずみが活躍する人気絵本「ぐりとぐら」シリーズなどで知られる児童文学作家の中川李枝子さんと、妹で同作の絵を手がけた画家の山脇百合子さんのお別れの会が16日、東京都千代田区の如水会館で開かれた。親交のあった約330人の関係者が笑顔の遺影に献花し、多くの名作を生み出した姉妹をしのんだ。

 会場には、「いやいやえん」や「そらいろのたね」をはじめとする絵本のほか、直筆原稿や原画などゆかりの品も展示された。中川さんが作詞した、アニメ映画「となりのトトロ」の歌「さんぽ」も演奏され、口ずさむ参加者もいた。

 福音館書店の編集者として作品を担当したこともある斎藤惇夫さんは「2人の作品は太陽のように明るく、今も子どもたちに愛されている。これからもずっと残ると思います」と話した。

 中川さんは昨年10月に89歳で死去、山脇さんは2022年9月に80歳で亡くなった。


  • Xでポストする
  • LINEで送る