2024年1月9日 19:08 | 無料公開
9日に新学期を迎えた石川県の被災地では、56の小中高校で授業再開の見通しが立っていない。学校が避難所となっているのに加え、校舎が損傷したり、通学路の安全が確保できていなかったりするためだ。休校が続く学校の児童は「友達に会いたい」と寂しさを募らせる。
文部科学省の集計では、県内で9日に休校となったのは、国公私立の小中高校など91校。一部の学校では安全確認を終え次第、授業を再開する予定だ。
震度6強を観測した珠洲市では、11の小中学校全てが休校したままで、10校が避難所として利用されている。
飯田小では、NPOなどが図工室に遊び場を設置、9日もボードゲームなどで遊ぶ姿が見られた。