2024年1月9日 12:24 | 無料公開
北海道石狩市は9日、能登半島地震で被災した石川県輪島市のふるさと納税の代理受領を開始したと発表した。被災地支援の一環。返礼品はなく、寄付金は全額が輪島市に届けられ、復旧と復興に充てられる。両地域は2012年に友好都市協定と「災害時における相互応援等に関する協定」を結んでいる。
市民の安否確認や避難所整備などの対応に追われる輪島市の職員に代わり、石狩市の担当者が寄付金の受け付けなどを行う。代理受付をした場合でも寄付者は税金の控除が受けられるという。
石狩市の担当者は「ふるさと納税を通じて協力できればと思っていた。一刻も早い復旧を願っている」と話した。