米大リーグ、機構が譲歩案を提示 162試合実施の期限に

交渉のためニューヨークの米大リーグ選手会事務局に入る機構幹部ら=8日(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】労使対立により開幕の延期が決まっている米大リーグで8日、機構(MLB)と選手会がニューヨークで交渉を行ったが、新労使協定で妥結には至らなかった。機構はレギュラーシーズンを162試合制で実施するには、8日中の合意が必要だとしていたが日付の変わった午前3時近くまで交渉を続けた末、結論は出ず、9日に協議を再開することになった。

 本来は2月に始まるはずだったキャンプさえ始まっておらず、3月末の予定だった開幕戦も1週間以上遅れることが決まっている。


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