米大リーグ、労使交渉は進展なし 対立で開幕延期

 【ニューヨーク共同】労使対立で開幕延期が決まった米大リーグで、機構(MLB)と選手会は6日、約1時間半の交渉を行ったが目立った進展は見られなかった。AP通信が報じた。選手会は7日も話し合うことを提案したという。

 選手会が機構に書面で出した提案では、主に大リーグ3年未満の選手の中で成績の良かった者に分配するボーナスの金額で譲歩した。ただ機構案を大幅に上回る年俸の最低保障額や、年俸総額が上限を超えた球団への課徴金(ぜいたく税)の規定額では条件を変えなかった。


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