大リーグ7日連続交渉も進展なし 機構と選手会、認識にずれ

 【ジュピター(米フロリダ州)共同】新労使協定の締結を目指す米大リーグは27日、フロリダ州ジュピターで機構(MLB)と選手会が7日連続で交渉を行った。断続的に行われた協議では、年俸総額などの主要争点で進展はなかったという。

 交渉終了後は双方の担当者が取材に応じ、機構側は「生産的な話し合いだった」と前向きに受け止めた。一方、選手会側は「両者の隔たりは大きい」とし、新協定の妥結に向けて認識のずれも浮かび上がった。

 機構は28日までに合意できなければ3月31日の開幕を延期し、レギュラーシーズン短縮の方針を示している。期限となる28日も交渉が予定されている。


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