2021年11月5日 21:17 | 無料公開
名古屋市の徳川美術館=5日午後
尾張徳川家ゆかりの品を所蔵する徳川美術館(名古屋市)が、新型コロナウイルス禍での収入減を補うためクラウドファンディング(CF)を2日に開始したところ、目標の1千万円をわずか2日間で達成した。「宝を末永く守って」といったエールが全国から寄せられ、担当者は「予想を超えた反響」と喜ぶ。CFは12月17日まで続ける。
同館は1935年に開館し公益財団法人「徳川黎明会」(東京)が運営。「源氏物語絵巻」など国宝9件、重要文化財59件を含む約1万件を所蔵、年間約3億3千万円かかる経費の大半を入館料で賄う。
2020年度はコロナ感染拡大で約1億円の赤字となった。








