縄文遺跡の世界遺産登録を目指す 海外専門家の視察ツアー 

視察ツアーの説明会で質問する国際記念物遺跡会議(イコモス)の専門家=9日、青森市

 北海道や青森県などにある縄文遺跡群の世界遺産登録を目指そうと、海外の専門家を招いた視察ツアーが9日、青森市で始まった。登録に向けた助言を得るのが狙い。青森県の担当者は「縄文遺跡の価値をアピールし、意見を伺いたい」と話している。

 視察は北海道、青森、秋田、岩手の4道県と文化庁が企画。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)の専門家ら4人を招待した。

 9日間の日程で、登録を目指す18遺跡全てを視察後、16、17日に札幌市内で意見交換会とシンポジウムを開く。


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