2012年8月14日 20:36 | 無料公開

約1万個のちょうちんに灯がともる東本願寺・大谷祖廟の万灯会=14日夕、京都市東山区
墓前につるした約1万個のちょうちんをともす京都の盆の風物詩、万灯会が14日、京都市東山区の東本願寺・大谷祖廟で始まり、淡い光が夜空に浮かんだ。
東本願寺によると、万灯会は故人を仏教の先達として敬う行事で、今年で51回目。
あたりを夕闇が包み始めた午後6時ごろから、高台にある祖廟で家族連れなどが次々とお参り。ちょうちんに点灯し、暖色の光がゆらゆらと浮かぶと、静かに手を合わせ先祖に思いをはせた。
万灯会は16日まで行われる。3日間で約7万人が訪れる見込み。