京都・大谷祖廟で万灯会 夜空に浮かぶ1万の灯 

約1万個のちょうちんに灯がともる東本願寺・大谷祖廟の万灯会=14日夕、京都市東山区

 墓前につるした約1万個のちょうちんをともす京都の盆の風物詩、万灯会が14日、京都市東山区の東本願寺・大谷祖廟で始まり、淡い光が夜空に浮かんだ。

 東本願寺によると、万灯会は故人を仏教の先達として敬う行事で、今年で51回目。

 あたりを夕闇が包み始めた午後6時ごろから、高台にある祖廟で家族連れなどが次々とお参り。ちょうちんに点灯し、暖色の光がゆらゆらと浮かぶと、静かに手を合わせ先祖に思いをはせた。

 万灯会は16日まで行われる。3日間で約7万人が訪れる見込み。


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