2012年8月14日 17:14 | 無料公開

除染が終わった墓地で、先祖の墓に供え物をする地元住民ら=14日午前、福島県田村市の都路地区
お盆を迎えた14日、東京電力福島第1原発事故による警戒区域が4月に解除された福島県田村市の墓地には、避難生活を続ける家族連れらが墓参りに訪れ、花や果物を供え手を合わせた。
田村市都路地区。第1原発から約18キロの山あいにある墓地は、一部の墓石が倒れたままだが修復が進み、国による除染も終わった。
市内の仮設住宅から来た渡辺喜弥さん(55)は「お墓参りは地震の後、初めて。除染してもらったからこうして来られる。ずいぶんきれいにしてもらった」とほっとした様子だった。