中東にまたスパイウイルス レバノンの銀行標的 

 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は9日、イスラエルと敵対するイスラム原理主義組織ヒズボラやシリアのアサド政権との関係が疑われるレバノンの銀行を主な標的に口座情報などを盗み出す「ガウス」と呼ばれるコンピューターウイルスへの感染が見つかったと報じた。

 ロシアの情報セキュリティー会社によると、ガウスは、核開発にかかわるイラン政府高官へのサイバー攻撃に使われたと今年5月に報じられたスパイウイルス「フレーム」と同じプログラマーによるのは確実。


  • Xでポストする
  • LINEで送る