2012年8月6日 19:52 | 無料公開
菅直人前首相は6日、国内の全原発について「大きい方向としては2025年までになくしたい」と述べ、脱原発を目指す考えをあらためて強調した。視察先の青森県で記者団の質問に答えた。 使用済み核燃料の再処理についても「脱原発を提案しているので再処理もやらないのが一貫した政策」として、中止すべきとの立場を強調した。 菅氏はこの日、六ケ所村にある日本原燃の核燃料サイクル施設や東通村の東北電力東通原発を回り、津波対策設備の整備状況などを視察した。 東通村では風力発電施設が多く立地している点に触れ「ここは原発ではなく再生可能エネルギーの可能性が大きいところだと感じた」と言及した。