2012年8月6日 18:48 | 無料公開
国土交通省は6日、老朽化が進む首都高速の今後のあり方を検討する有識者会議で、都心環状線を撤去して廃止する案と、撤去後に地下移設も含めた新ルートを設置する案を示した。有識者会議は、2案に関する財源や交通量の変化といった課題を整理し、来月にも老朽化対応の方向を示す報告書をまとめる。 都心環状線は千代田、中央、港の都心3区を通る延長15キロ、半径2・4キロの路線。完成から45年以上が経過し、特に老朽化が進んでいる。 新ルートを造る場合は、多額の新設費をどう賄うかが最大の課題となる。