今冬、北海道に節電要請も 政府、5~10%案浮上  

 政府が今冬の電力不足が懸念される北海道電力管内に対し、12月から来年3月を念頭に節電の要請を検討していることが5日、分かった。政府内では2010年に比べてピーク電力を5~10%程度削減するよう求める案が浮上している。北海道電力泊原発の再稼働が年内に可能かどうかを見極めて判断する。

 泊原発の再稼働は、9月の発足を目指す原子力規制委員会が安全性を検討し、政府が決める。ただ一連の手続きが政府の想定通りに進むかどうかは流動的で、節電を要請するタイミングにも影響が出てきそうだ。


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