2012年8月4日 07:45 | 無料公開

3日、ワシントン郊外の米国防総省で、米軍の新型輸送機MV22オスプレイに乗り込む森本防衛相(右から2人目)(共同)
【ワシントン共同】森本防衛相は日本時間4日早朝、沖縄配備計画に反対論が強まる米軍の新型輸送機オスプレイにワシントン郊外で試乗した。記者団に「想像以上に飛行が安定していた」と感想を述べた。垂直に離着陸できるオスプレイの特長から、低空飛行が短い距離で済むとして「全体として市街地に大きな影響を与えないだろう」との認識も示した。
国防総省から約50キロ南にあるクワンティコ海兵隊基地まで往復飛行し、ヘリコプターのような垂直飛行と固定翼モードの両方を体験した。
防衛相は今回の試乗を、オスプレイの陸揚げや配備に反発している山口、沖縄両県などへの説明に役立てたい考えだ。