2024年1月8日 05:00 | 有料記事

3位の表彰式を終え集合写真撮影に納まる市船橋イレブン=6日、東京・国立競技場

市船橋-青森山田 後半、競り合う市船橋の郡司(右)と青森山田の小泉=6日
東京・国立競技場で6日に行われた全国高校サッカー選手権の準決勝は、優勝経験のある強豪校同士が実力を発揮し、見応えのある戦いを繰り広げた。千葉代表の市船橋は1-1で突入したPK戦の末、青森山田に敗れた。敗退が決まった瞬間、市船橋イレブンは歩み寄ってきた青森山田の選手と抱擁を交わし健闘をたたえ合った。12大会ぶりに国立のピッチに帰ってきた「青の名門」。紙一重の結末となった戦いを波多秀吾監督、イチフナ選手の言葉でプレーバックする。
ベストメンバーで臨んだ一戦。エースFWの郡司璃来をはじめ、中盤の底に入る主将の太田隼剛、対人能力の高いセンターバックの宮川瑛光らの4-4-2のシステムは、青森山田に引けを取らない強力な布陣。強い日差しがピッチに降り注ぐ中、 ・・・
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