左腕渡辺翼、緩急の妙 専大松戸 第105回全国高校野球選手権大会

専大松戸─東海大甲府 2回表のピンチを切り抜け、拳を握る専大松戸の渡辺翼=甲子園
専大松戸─東海大甲府 2回表のピンチを切り抜け、拳を握る専大松戸の渡辺翼=甲子園
東海大甲府戦に先発した専大松戸の渡辺翼=甲子園(共同)
東海大甲府戦に先発した専大松戸の渡辺翼=甲子園(共同)

 山梨大会5戦55得点の強力打線に、専大松戸の左腕、渡辺翼が立ち向かった。三者凡退は五回のみと走者を背負いながらも丹念に投げて六回途中4失点。先発として試合をつくり「失投すれば逃さず仕留められる。低め、低めを意識して投げた」と汗を拭った。

 四回は連打で無死一、三塁とされたが、内野ゴロによる1失点のみと傷口を広げなかった。「腕を振って自信 ・・・

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