衆院千葉9区の支部長公募に 自民千葉県連、国会議員会議で決定 秋本議員の離党受け候補選定へ 【政風ちば】

※写真はイメージ
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 自民党千葉県連は5日、党本部で県選出国会議員団会議を開き、秋本真利衆院議員(48)=比例南関東=の自民離党を受けて「空白」となっている衆院千葉9区支部長の選考について協議。公募で候補者を選定すると決めた。近く公募委員会を立ち上げ、公募要領を県連ホームページに公開する。

 会議後の取材に小林鷹之・県連選対委員長は「支部長が空白の状態は短い方がいい。できるだけ速やかに公募のプロセスを進めたい」との考えを示した。

 出席議員らによると、会議で公募実施に異論はなかった。公募の開始から支部長選出まで1カ月程度を見込んでいるという。

 同党の千葉9区支部長だった秋本氏を巡っては、8月に洋上風力発電を手がける日本風力開発側から数千万円の資金を受領した疑惑により、東京地検特捜部から収賄容疑で東京・永田町の議員会館事務所など家宅捜索を受けた。

 秋本氏は離党届を提出して受理され、9区支部長は不在となった。

 疑惑について桜田義孝県連会長は「起きてはならないこと。非常に戸惑っている。(県連として)しっかりと気を引き締めていく」と述べた。


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