虐待、いじめ、性的被害 暴力から子ども守れ 寸劇や講話で対処法紹介 人権教育「CAP」 千葉県内でも

公開講座でCAPのプログラムについて説明する滝川代表(左)=千葉市美浜区の美浜保健福祉センター
公開講座でCAPのプログラムについて説明する滝川代表(左)=千葉市美浜区の美浜保健福祉センター

 子どもへの暴力防止を目指す人権教育プログラム「CAP(キャップ)」が、全国の学校などで導入されている。虐待やいじめといったあらゆる暴力から子どもを守る取り組みで、県内でもプログラムを活用している自治体がある。千葉市を拠点にプログラムを紹介している団体の担当者は「子どものSOSをすくい取り、地域の中で子どもたちの応援団をつくるためにCAPの理念を知ってもらいたい」と話している。

 CAPは「Child Assault Prevention(子どもへの暴力防止)」の略称。1978年に米国で誕生し、日本には85年に紹介された。

◆全国に160団体

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