2023年10月31日 05:00 | 無料公開

千葉県内で人身事故発生件数が最多だった千鳥町交差点(画像の一部を加工しています)=市川市

歩行者に向け右左折車に注意を呼び掛ける看板が設置されている
一般社団法人日本損害保険協会(新納啓介会長)は2022年の「全国交通事故多発交差点マップ」を作り、都道府県別の「危ない交差点ワースト5」をホームページで公表している。千葉県内で人身事故発生件数が最多だったのは市川市の千鳥町交差点で、22年は9件の人身事故が起きた。
同協会によると、千鳥町交差点では、重傷事故1件、軽傷事故8件が発生。右左折時に横断歩道上の歩行者をはねる事故が多かった。成田市の土屋交差点が8件と2番目に多く、いずれも7件だった市川市大野町3丁目2073番地付近交差点、市原市八幡海岸13番地付近交差点が続いた。5位は松戸市日暮5丁目239番地付近交差点など9カ所で、人身事故件数は6件だった。
同協会は人身事故の半数以上が交差点や交差点付近で起きることに着目し、マップを作製。マップの情報はカーナビデータなどに使われ、ドライバーへの注意喚起に活用されている。