危険な通学路、95%で対策完了 用地買収が壁に 八街事故受け千葉県と千葉市

安全対策として路肩をカラー化した通学路=6日、八千代市大和田
安全対策として路肩をカラー化した通学路=6日、八千代市大和田

 千葉県と千葉市は6日、八街市の児童5人死傷事故を受けた小学校通学路の緊急点検結果に対する対策の進ちょく状況を公表した。県全体で対策が必要とされた4044カ所のうち、今年3月末時点で約95%に当たる3866カ所で対策を完了した。12市町で必要な対応を全て終えた一方、茂原市や睦沢町は土地買収などに時間がかかっていることから70%余りにとどまっている。

 県は千葉市を除く53市町村で計3495カ所を危険箇所と確認。県によると、このうち3月末時点で95%の3319カ所で対策を完了した。前年同月より約21ポイント上昇した。

 ・・・

【残り 691文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る