未来のまちづくりへ 語り合うフォーラム 千葉大と土気NGO

 千葉大学工学部建築学科岡部明子スタジオ・研究室と、まちづくりNPO「土気NGO」は、千葉市緑区の土気あすみが丘プラザで、土気地域の未来のまちづくりについて語り合うフォーラムを開催した。

 まちづくりを研究する岡部スタジオではこれまで、学部3年生が土気地域にある総合公園「昭和の森」の活性化を研究してきた。昨年度は公園内だけでなく郊外型住宅地の広がる地域全体の活性化をテーマとして、土気地域の歴史を調べたり、今後、長期的に地域の人口がどのように減少していくか、複数のパターンを予測。人口減少社会におけるまちづくりの方向性を検討した。

 フォーラムは岡部スタジオに所属していた千葉大4年生が土気地域での研究成果を地域で報告するとともに、サタデーマーケットや土気サミットなど地域のまちづくり活動を行っているNPOが、意見を出し合おうと連携して実施。パネルディスカッションも行い、「100年後を見据えたまちづくり戦略」を探った。


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