2013年11月17日 14:38 | 無料公開
江戸時代のにぎやかな城下町の様子を再現した「第15回佐倉・時代まつり」が16日、佐倉市の新町通りをメーン会場に開かれ、市民が侍や腰元などの衣装を着て江戸時代の日常を再現した。
開会の午前11時。旧城下町が江戸時代にタイムスリップ-。独特の物売り口上を交えた商人が練り歩き、粋な売り声が響き渡った。
物売り口上は和風漫談家の宮田章司さん(80)が指導。販売しているものをイメージしながら声を上げるのがポイントで、指導を受けた売り子たちが「玉やー。玉やー。吹けば五色の玉が出るしゃぼん玉」「とん、とん、とんがらし、ピリリとするのはサンショウの粉」などとユニークな売り声で会場を駆け巡った。
華やかな衣装をまとった「若侍」と「姫」がメーン会場に登場すると、来場者が記念撮影のため押し寄せた。