“黄金千貫”でジェラート 旭の業者開発、あす販売 栽培復活したサツマイモ

 旭市でかつて栽培が盛んだったサツマイモ「黄金千貫(こがねせんがん)」を使ったジェラートを市内の業者が開発した。17日に旭文化の杜公園で開かれる産業まつりで販売する。

 開発したのは、牧場直営のジェラート店「ホームオブマザーズ」(旭市井戸野)。同プロジェクトチームで芋焼酎以外の黄金千貫の商品化を模索していることを知った同店の宇畑耕作代表(59)が「旭を盛り上げる力になれば」と、手を挙げた。

 子どものころに黄金千貫を食べていた宇畑代表は、同イモについて「他のイモと比べて食味が“おとなしい”ので、ひと手間加えた」と、黄金千貫だけを使ったジェラートのほか、キャラメル風味、シナモンとクルミ風味、ラム酒風味の計4種類を作った。

 ジェラートは産業まつりで販売した後、季節限定で同店やネットで販売する。

 ジェラートの問い合わせは同店、電話0479(62)5521。黄金千貫については同プロジェクトチーム(うなかみの大地内)電話0479(55)5387。


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