2013年9月3日 15:27 | 無料公開
九十九里町は2日、町中央公民館をメーン会場に「災害に強い情報連携システム」の完成発表会と実証実験を行い、県内市町村の防災担当者ら約60人が参加した。町が独自に開発したメールやタブレットパソコンを用いて災害情報を一元的に管理する県内初のシステムで、どの避難所に誰が避難しているかが速やかに判明するほか、迅速に罹災証明を発行できるようになるという。
同システムでは、住民の災害時の情報伝達手段として防災メールやJ-ALERT、緊急速報メールなどを活用する。避難所では避難者の情報を一元的に管理。町民なら名前の読み仮名と生年月日で、誰がどの避難所に避難したか検索できるようになる。