100メートル大水墨画を完全公開 茂原市美術館 作者王さん、解説も 来年移住、活動に意欲

茂原市立美術館・郷土資料館の展示会場の大きさに合わせて制作された大作「雄原大地」。この場所から見ると雲が動いているように見える=同館
茂原市立美術館・郷土資料館の展示会場の大きさに合わせて制作された大作「雄原大地」。この場所から見ると雲が動いているように見える=同館
作品を解説する王子江さん
作品を解説する王子江さん

 茂原市立美術館・郷土資料館は、中国・北京出身の画家、王子江(おう・すこう)さん(65)の長さ約100メートルに及ぶ水墨画「雄原大地(ゆうげんだいち)」を2年ぶりに完全公開している。茂原市民らが制作に協力し、同館の展示室の大きさに合わせて1996年に完成した超大作。王さんは来年、東京都内から茂原へ移住してアトリエを構える予定で「茂原をテーマにした創作が始まると思う」と尽きない意欲をみせる。

 王さんは国際的に活動する画家で、NHKの番組で ・・・

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