地表水から基準超える鉛検出 山武市土砂問題 初の水質調査

大量の土砂が運び込まれた市有地で飛散防止液を散布する作業員(中央奥)=5日、山武市小松
大量の土砂が運び込まれた市有地で飛散防止液を散布する作業員(中央奥)=5日、山武市小松

 山武市小松の市有地で業者により大量の土砂が搬入され周辺住宅に砂が飛散するなど被害が出た問題で、市は初めて行った「地表水」の水質検査の結果、鉛が1リットルあたり0・011ミリグラム検出され、環境基準値を超過したと公表した。基準は0・01ミリグラム以下。また、併せて実施した2度目の地質調査の結果も公表し、カドミウムなど9種類の重金属類について市残土条例の基準内だった。

 市は今年8月中旬に、市 ・・・

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