「お金の稼ぎ方」議論しよう 勝間和代さんら、市原学びイベント「エンジン01」プレ講座で意見交換

学びのイベント「エンジン01 in市原」のプレ講座で教育をテーマに議論する(左から)勝間和代さん、和田秀樹さん、和田裕美さん=2日、市原市
学びのイベント「エンジン01 in市原」のプレ講座で教育をテーマに議論する(左から)勝間和代さん、和田秀樹さん、和田裕美さん=2日、市原市

 市原市の市制施行60周年記念事業として来年1月に開催される学びのイベント「エンジン01 in市原」を盛り上げるため、プレ講座が2日、同市のユニモちはら台で開かれた。経済評論家の勝間和代さんらが教育をテーマに意見交換し「子どものうちに、お金の稼ぎ方を教えるべき」など、生きていく上で必要な「お金を稼ぐ」ことを積極的に議論すべきと提言した。同日からイベント当日のチケット販売も開始され、人気講座に行列ができた。

 来年のイベントへの関心を高めるため勝間さん、精神科医の和田秀樹さん、作家の和田裕美さんが、教育についてのプレ講座に臨み、活発に提言。集まった約60人が熱心に耳を傾けた。

 「これからの子どもたちは何を学べばいいのか」について、終身雇用が崩壊した日本社会の現状を踏まえ「稼ぐことの重要性を伝える」で一致。勝間さんは「子どものうちから月給ではない、お金の稼ぎ方を教える必要がある」とし、和田裕美さんは「人手不足の時代、親と子で稼ぐことを意識すべき」と賛同した。和田秀樹さんは「空いた時間をお金に換えるなど意識改革が必要」と指摘した。

 来年のイベントは1月26~28日に市内の帝京平成大学千葉キャンパスで、著名人ら100人以上が講師を務め約80講座を開催する。チケットは1講座800円で市民会館などで販売中。


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