物価高騰の影響を受ける市民生活を支援するため、千葉市はキャッシュレス決済利用時に１０％を還元するキャンペーンを１０月１日から開始する。市内のスーパーやドラッグストア、飲食店など計約８５００店が対象となり、総額１０億円相当を還元する。

　市経済企画課によると、対象となるのは「ＡＥＯＮ　Ｐａｙ」「ａｕ　ＰＡＹ」「ｄ払い」「ＰａｙＰａｙ」「楽天ペイ」の５サービス。１回の支払いで千円相当、期間中の合計で５千円相当のポイントを上限に還元される。キャンペーンは３１日までを予定しているが、予算上限に達し次第終了する。

　キャンペーンに合わせ、高齢者などキャッシュレス決済未利用者向けの体験会やスマホ教室も区役所など市内約５０カ所で開催されている。参加は無料。

　同課の担当者は「体験会やスマホ教室も活用してもらい、多くの方に利用してほしい」と呼びかけている。問い合わせは同キャンペーンコールセンター（電話）０１２０（７８７）８９５。