移住実現へ「お試し居住」を 旭市、9月18日まで参加募る

お試し居住で利用するトレーラーキャビンの外観(旭市企画政策課提供)
お試し居住で利用するトレーラーキャビンの外観(旭市企画政策課提供)

 旭市は、市外から移住を検討している人に市内での生活を体験してもらう「お試し居住」を10月に実施する。実際の暮らしをイメージしてもらい、より良い移住実現につなげるのが狙い。キャンプ場の宿泊棟を使用する。9月18日まで参加希望者2組を募集している。

 市の移住・定住促進策の一環で、3月に続いて2回目の実施。「九十九里オートキャンプ場 太陽と海」の施設で10月9~15日の期間中、2泊3日~6泊7日で受け入れる。市内の案内や就農希望者への農業体験など、参加者の要望に応じたプランを提案する。

 使用するトレーラーキャビンは冷蔵庫やキッチン、エアコンなどを備える。宿泊費は無料。食材費や飲食、移動といった他の経費は自己負担になる。対象は市外に住所や生活拠点があり、市内移住を考えている人とその家族(1組につき6人まで)。2泊3日以上で希望日を選んで申し込む。応募多数の場合は抽選。

 市企画政策課によると、3月に初実施した際には県外から一家3人が参加。生活施設や街の特徴に関する案内を受けながら市内を見て回ったり就農相談をしたりしたという。

 申し込み方法など詳細は市ホームページに掲載。問い合わせは企画政策課(電話)0479(62)5382。


  • Xでポストする
  • LINEで送る