猛暑日が100年以上ない「涼しい町」で注目された勝浦 観光客・移住相談増えたが課題も #ニュースその後

地元の人や観光客でにぎわう勝浦朝市=8月19日、勝浦市
地元の人や観光客でにぎわう勝浦朝市=8月19日、勝浦市

 「関東の隠れた避暑地」「夏過ごしやすい町」。昨夏、100年以上気温35度を上回る猛暑日がない町として盛んに報道され、一躍注目の的になった外房の港町・千葉県勝浦市。夏の観光客が目立って増えるなど「涼しい町」のイメージが定着し、市も移住促進につなげようと知恵を絞っている。1年がたち地元にどんな影響が出ているのか、探ってみた。(勝浦支局 伊藤義治)

平日も土日のよう

 430年超の歴史がある勝浦朝市。「8月になって一気に人が増えた。平日でも土日のような感じ」。出店者の男性は目を丸くする。7月下旬にテレビ番組で「真夏に涼しい」と勝 ・・・

【残り 2365文字、写真 2 枚】



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