市原の小学2年 南愛美さん世界一 ジュニアゴルフ 好調パターで快挙達成

世界最大のジュニアゴルフ大会「USキッズゴルフ世界選手権」の7歳以下女子の部で優勝した南さん=米ノースカロライナ州パインハースト(いずれも父・勇大さん提供)
世界最大のジュニアゴルフ大会「USキッズゴルフ世界選手権」の7歳以下女子の部で優勝した南さん=米ノースカロライナ州パインハースト(いずれも父・勇大さん提供)
大会のラウンド中に、自らの名前がトップに記されたスコアボードを指差す南さん
大会のラウンド中に、自らの名前がトップに記されたスコアボードを指差す南さん

 市原市の小学2年、南愛美さん(7)が、ノースカロライナ州パインハーストで今月3~5日に行われた世界最大のジュニアゴルフ大会「USキッズゴルフ世界選手権」の7歳以下女子の部に出場し、通算12アンダーの好スコアで優勝した。南さんは千葉日報社の電話取材に「少し緊張したが、いいスコアで優勝できてうれしい」と喜んだ。

 年に一度開かれる同大会は日本での予選がなく、年間を通して米国各地で行われているローカルツアーや国際大会での上位成績者に資格が与えられた選手で争われる。南さんは出場権を得るため今年5月に渡米。3週間に渡り、カリフォルニア州サンフランシスコで開催されたスプリングローカルツアーに参戦した。5試合に出場し2勝を挙げ、ツアー優勝して出場資格を獲得した。

 出場した7歳女子の部は3日間9ホールマッチで行われ、世界トップレベルの44人で競った。1日目に2アンダーで4位タイにつけると、2日目は1イーグル5バーディー1ボギーとスコアを伸ばし6アンダーで単独1位に。最終日は4バーディーノーボギーで突き放し、2位に6打差で優勝した。父の勇大さん(38)は「今回はパターの調子が良かった」と愛娘の快挙を手放しで喜んだ。

 3歳でスナッグゴルフに触れ、5歳から本格的にゴルフを始め、世界に羽ばたいた。昨年、日本の予選を突破して挑んだIMGA世界ジュニアゴルフ選手権で4位だ ・・・

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