2023年8月7日 05:00 | プレミアム限定記事
外房の中核都市・茂原の歴史を語る上で欠かせないのが、地中に眠る天然ガスの存在だ。明治時代には住民が利用組合を組織して産業発展の火をともし、有用性に着目してさまざまな企業が進出した。資源の輸入価格が高騰する中でも料金が変動しない「千産千消」のエネルギーとして、改めて注目されている。
千葉県の天然ガスは南関東ガス田と呼ばれる埋蔵地から産出され、地下水に溶けた状態で眠っている。外房地域では比較的浅い地層から採取でき、大多喜町や茂原市では明治時代から利用されてきた。
「燃ゆる気」とも呼ばれた天然ガスを茂原で採掘した先駆者の一人は ・・・
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