いすみのスギで学校机 停電予防伐採材を活用 地元小に導入 環境問題考えるきっかけに 【SDGsちば】

発案者の大谷代表の話を聞き、地元スギ材で作った机を使う1年生=いすみ市立東小(写真を一部加工しています)
発案者の大谷代表の話を聞き、地元スギ材で作った机を使う1年生=いすみ市立東小(写真を一部加工しています)

 いすみ市内で伐採したスギで作った机が、同市の一部の小学校で本年度から使用されている。市と市教育委員会、市商工会による「SDGsスギ活用プロジェクト」の取り組みで、1年生から導入して将来的に全児童の机を地元産スギ材に入れ替える方針。子どもたちに地域の環境問題や循環型社会を考えるきっかけにしてもらう狙いだ。

 スギ材は、2019年秋の台風による倒木で発生した大規模停電を教訓に、市が行う樹木の停電予防伐採で生じたものを使用。市から提供 ・・・

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