日本酒の木桶にサンブスギ 蔵元「寺田本家」創業350年 「神崎の味詰まったお酒に」

サンブスギを使った木桶と並ぶ寺田さん(左)と瀬戸さん=神崎町の寺田本家
サンブスギを使った木桶と並ぶ寺田さん(左)と瀬戸さん=神崎町の寺田本家

 日本酒の蔵元「寺田本家」(神崎町)は、創業350年の節目を記念し、県産ブランド杉「サンブスギ」を使った仕込み用の木桶(おけ)を導入した。香川県小豆島のイベントで製造され、瀬戸内海を経て同町まで約770キロの行程を半日かけ搬入した。24代目当主の寺田優さん(49)は「1年目の桶は独特の味や香りが出る。サンブスギで仕込んだからこその奥深い味わいや、豊かな香りが詰まったお酒にしたい」と意気込んでいる。< ・・・

【残り 670文字、写真 3 枚】



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