変異株、原料高に不安 SDGs、脱炭素推進 【2022年 新春経済アンケート】

 千葉日報社は、経済団体トップや千葉県内を活動拠点とする企業の経営者ら27人に「新春経済アンケート」を実施した。質問項目は【1】2022年の景気見通し【2】22年の抱負。

 景気見通しは、新型コロナウイルスの新たな変異株出現や世界的な原材料費の高騰などから、先行きの不透明さや不安を訴える回答が相次いだ。一方でワクチン接種、治療薬の普及に期待し、景気は回復するとの声も上がった。

 抱負では、建設会社やホームセンターをはじめ幅広い業種が、SDGs(持続可能な開発目標)の中でも特に脱炭素の推進を強調。金融機関や不動産会社はデジタル化によるサービス向上を掲げた。県内企業・団体は、19年の台風被害から続く苦境の先にある“アフターコロナ”を見据え、歩みを進める ・・・

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