2025年1月1日 05:00 | 有料記事
千葉日報社は、経済団体トップや千葉県内を活動拠点とする企業の経営者ら29人に「新春経済アンケート」を実施した。
質問項目は2025年の【1】景気見通し【2】抱負。
景気見通しでは、賃上げや訪日外国人客の増加、企業の業績好調などを背景に緩やかな回復基調を期待する前向きな声が増えた。一方で、米国の経済動向や原材料費高騰、人手不足が懸念材料。先行き不透明との見方も多かった。
抱負では、脱炭素社会の実現や社会課題の解決などサステナビリティー(持続可能性)を意識する企業が目立った。金融機関や経済団体は、人手不足や物価高などで厳しい経営環境におかれている事業者に寄り添った支援を約束。地元・千葉へのさらなる貢献も掲げており、県内経済の発展へ歩みを進める。
◇千葉銀行頭取・米本努氏
【1】景気は、物価上昇や人材不足、急激な為替変動などの影響が懸念されるものの、個人消費の持ち直しや雇用・所得環境の改善などによ ・・・
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