養蜂通じ環境保全へ 畜産知識生かし蜜蜂飼育 合同会社HANAP(長生村) 【ちばの元気企業】

巣箱を開け蜜蜂の生態を説明する橋沢社長=15日、長生村
巣箱を開け蜜蜂の生態を説明する橋沢社長=15日、長生村
販売している蜂蜜の特徴を説明する橋沢さん夫妻=長生村の店舗「HANAP Factory Shop」
販売している蜂蜜の特徴を説明する橋沢さん夫妻=長生村の店舗「HANAP Factory Shop」

 東京都内から長生村に会社を移転し、2020年12月に養蜂事業を始めた。橋沢義憲社長(44)はもともと農学の博士号を持つ技術者で、携わってきた畜産業界の知識を生かし、蜜蜂のストレスを極力減らす飼育方法を実践する。周囲の植物と影響し合う養蜂を通じ、多様な生物が暮らす自然環境の保全にも取り組む。

 動物栄養学の専門家として、海外飼料原料メーカーのコンサルタント業務などを手掛けていた橋沢社長。子どもの誕生や契約会社が変わったことなどを契機に、環境の良い場所を求め都内から長生村に19年に移住した。 ・・・

【残り 957文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る