甘えの構造・幼年期

 姉・兄・姉・弟。この末弟が私という存在であり、重要視されないかわり、暇な折りには家族から愛玩(あいがん)されたりもする。

 幼年期から夢想人間で、いわゆる怜悧(れいり)な学究の徒は性に合わなかった。路 ・・・

【残り 665文字】



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