清水伶選 【日報俳壇】

俳諧に知足のなくて冬の蝶 君津 泉水勝
 【評】「知足」とは現状を満ち足りたものと理解し、不満を持たないこと、と辞書にある。俳句にはそういう「知足」というものががないと泉水さんは言い切っている。これからも精進あるのみである。冬の蝶が、美し ・・・

【残り 1063文字】



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