増成栗人選 【日報俳壇】

母の居る音がことりと秋の昼 君津 泉水勝
 【評】秋の真昼、静かにひとときを過ごす作者に「ことり」と小さな音が届く。ひょっとするとこれは空耳かもしれぬ。作者の暮らしは知らぬが、その音は実在の母の音か、既に天界に召された母の幻の音か。爽やかな秋の昼時の音。その音に ・・・

【残り 1171文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る